「ん? 何って...セーター脱いでる」 マイペースにそう言う早川くんに、呆然とする。 「な、何で...」 「何でって...」 そう声が聞こえた後、目を隠していた手を掴まれて、暗かった視界が明るくなる。 「野村にセーター貸すため」 そう言って私にセーターを渡してきた早川くんに、ボケっとする。 セーターを貸すため...? な、何で...