階段を駆け上がった先には、少し古くなった茶色い扉がある。 その扉の取手に手を掛けると、ゆっくりと開けた。 開けた瞬間、風が私の髪をなびかせる。 私は、明るくなった視界に目を細めながら、足を踏み出した。 私が来た場所は、屋上。 授業の間の休憩は、誰もこない。 それを知ってて、来た。