何故、あたしたちが知り合ったかというと 極めて単純。 大学が一緒だったから。 1年のあの日あたしはいつものように 人気の少ない日陰のベンチで本を読んでいた。 そこに、あいつと可愛い女子が来た。 「あ、あの、航くん 好きです ……わ、私 と付き合って下さい!!」 なんで、ここでやるかなそーいうこと… 見なかったことにして再び本に視線を落とす。 「ごめんね」