「…………芦澤君?」 目を開けるとはながいた。 いや、はなじゃなくてなながいた。 「あ、来たの??」 「来たの?じゃないよ!携帯返してよ。それないと困るんだよ。」 ななは俺の横に座る。 長い髪を耳に掛けて上から俺を覗いていた。 長いまつげも白い肌もはなにそっくりで…… 「ねぇ芦澤くん……」 ――そんな困った顔すんなよ ドサッ 「きゃ……」 俺は理性を抑えきれずいつの間にかななに覆い被さるような姿勢になった。 今度は俺がななを見下ろしている。 「あ……芦澤君?」