Lone Wolf

カプセル型の機械に入った
亜鬼を見て、側に居た刹那が、
シラヌイに質問をした。

「鬼の器をどうするんですか?
シラヌイ様。」

ハヤミも不思議そうに機械を見る中
シラヌイはほくそ笑んだ。

「鬼の器にはこちら側になってもらう。」

シラヌイは、亜鬼は
今の所は大人しくなんの問題もないが
ルガルが目覚めれば、シラヌイの
計画は失敗に終わるだろう。

だが、その読みは当たった。

「私が眠っていれば無防備になるとでも
思っていたのか?無礼者共め。」

ルガルが目覚めると同時に、
カプセル型の機械が割れ、
ルガルは立ち上がった。

「来たか…ルガル」

「お前の好きにはさせん。主を離せ。」

ルガルが一歩踏み出すと、
シラヌイは「時間だ」と笑った。

「っ!主!?待って下さい!
ダメです!主っ!!!!」

「残念だったなルガル。
目覚めるのが少し遅かったようだ。」

「亜鬼…っ」

刹那が亜鬼を支えると、
亜鬼は立ち上がり、
「すみません…セツナ少佐。
おかげで助かりました!」と笑った。