「主を助けてくれて感謝するぞ人間。
いや…隠擁(いんよう)の器よ。」
鈴王はそう言うと、
リンリンに意識を変えた。
「イン!皆を連れて逃げるっす!
僕はこの二等兵追っ払うっす。」
「はい。リキ 司教。
隠擁 皆を隠すの お願い。」
インが力を使い皆を隠そうとすると
それをココノエのSpellが邪魔した。
「行かせない!」
「行かせる。」
「行かせないって言ってるだろ!!」
必死にココノエが止めていると
「ココノエ大佐援護します!」と
セツナが刀を抜き
インに向かって走って行く、
すると「兄さん!!」と
亜鬼が横から入ってきた。
「ぐっ!!」
亜鬼の左目に刀が辺り、
縦に出来た傷から赤い血が流れた。
セツナが弱った亜鬼を引きずり出そうと
手を伸ばすと、タイミング良く
リキのSpellでココノエのSpellが消され、隠擁の隠す力で
亜鬼とリンリンの姿が見えなくなった。
そしてリキもいつの間にか姿を消していて逃げた方向さえわからなくなった。
「ちっ。全部逃がした。」
ココノエはその悔しさで
地面にSpellをぶつけると、
地面に爆弾が落ちたかの様に
大きな窪みが出来た。
「そう簡単に手に入らないか…」
シラヌイは一人呟くと
静かに椅子に座った。
いや…隠擁(いんよう)の器よ。」
鈴王はそう言うと、
リンリンに意識を変えた。
「イン!皆を連れて逃げるっす!
僕はこの二等兵追っ払うっす。」
「はい。リキ 司教。
隠擁 皆を隠すの お願い。」
インが力を使い皆を隠そうとすると
それをココノエのSpellが邪魔した。
「行かせない!」
「行かせる。」
「行かせないって言ってるだろ!!」
必死にココノエが止めていると
「ココノエ大佐援護します!」と
セツナが刀を抜き
インに向かって走って行く、
すると「兄さん!!」と
亜鬼が横から入ってきた。
「ぐっ!!」
亜鬼の左目に刀が辺り、
縦に出来た傷から赤い血が流れた。
セツナが弱った亜鬼を引きずり出そうと
手を伸ばすと、タイミング良く
リキのSpellでココノエのSpellが消され、隠擁の隠す力で
亜鬼とリンリンの姿が見えなくなった。
そしてリキもいつの間にか姿を消していて逃げた方向さえわからなくなった。
「ちっ。全部逃がした。」
ココノエはその悔しさで
地面にSpellをぶつけると、
地面に爆弾が落ちたかの様に
大きな窪みが出来た。
「そう簡単に手に入らないか…」
シラヌイは一人呟くと
静かに椅子に座った。