守りたいもの。






揺れがおさまったから
先生に言って、保育園まで走った。




他の親御さんも迎えにきてて、
凛を連れて帰ることにした。


凛は、私の顔を見るなり
泣き出した。

私は少し嬉しかったんだ。
でも、今はそれどころじゃない。



私たちの町に
<津波注意報>が発令されて、

町の人たちが避難をしはじめたのだ。