「ラーグウェイ・・・こいつ、殺っちまっても良いか?」
 「明、怒らないでよ・・・ディアッカ。ピクシー小妖精のキャッツアイは来ていないのか?」
 「お前は、ノース・グリード・スター?!そうか・・・貴方がいるのならば、ラーグウェイは変わるはずだな。残念だがノース。キャッツアイは・・・」
 そう言うと、ディアッカは俯いた。何かを悔やむ様に黙ってしまった。
 「ねー、ディアッカ。オークとドワーフについて詳しく知らない?」
 「何故、俺が貴様に説明を・・・」
 ディアッカが渋っていると、ブラウンがこう言った。
 「どうせですし、どこか落ち着いた場所で話しませんか?ほら、あの、花畑の辺りで。」
 「良いね。行こう、皆。」
 そう言って、北斗はにっこりと微笑んだ。ある程度町から離れると、北斗は人からユニコーンへと戻った。