デーモンキングは言った。『完璧だ。』と。デーモンキングが立ち上がると、明は呟いた。『美香・・・』そう呟くと、デーモンキングは明の頭に片手をおいた。すると、彼は叫び声を上げた。頭の中に、北斗に負けた時の思い出が次々とよみがえってきたのだ。悔しかった思い出、辛かった思い出、苦しかった思い出、その全てがよみがえってきたのだ。そして、最後に北斗に満面の笑みで微笑む美香の顔があった。