北斗は、武器屋の隣にある防具屋に向った。そこには、ラーグウェイが居た。どうやら、新しいグローブを探しているようだった。
「ノースか?」
「よく解かったね・・・って、キミにこのセリフは失礼だったな。」
「ふっ・・・・・眠気は覚めたのか?」
「嗚呼、おかげさまでね。」
「そうか、それならよかった。」
ラーグウェイは気に入ったグローブが見つかったのか、それを手にはめていた。そんな彼の背中を後にして、雑貨屋に向った。
雑貨屋にはブラウンが居た。彼女は、薬草や包帯、保存食などを補充していた。
「嗚呼、ノース様にバンクスさん。おはようございます。」
「おはよう、ブラウン。」
「どうですか?お二人とも、調子は。」
「嗚呼、問題無いですよ。」
「俺も!」
「そうですか。それを聞いて安心しましたよ。」
ブラウンはそう言って笑うと、それらを買おうとしていた。何を買ったか全て見る前に、北斗たちは次の場所に向った。


