彼と出会って四日目。

この四日間は涙色に染まっていた。

私は葵が大好きで、どうしようもないくらい好きだけど

葵は蕾さんが大切で、忘れられない存在。

体育の時間、私は貧血で倒れた。

目が覚めると、保健室のベッドにいた。

ふと目に入ったのは窓の外のバス停。

…ここで、蕾さんが。