「言っておくけど…魔力抑制具があるからソフィ自身が強い魔力保持者なんて自覚していない。 このままだと、一生制御は覚えられないよ」
「……?」
ソフィさんは目を見開いたまま自分の両手を見ていた。
「ソウル、ソフィに学園をしばらく休学させるのを勧める。 これがなくても抑えられるようにしないと」
「わ、わかりました」
「よし」
レイはソフィの肩に手を乗せて微笑む。
「あなたは今、身体的にも精神的にも限界に近いの。 だから、今すぐにお家に戻ってしっかり休みなさい」
「え、あ…でも……」
「ソフィが怪我させてしまった子達? あれは、あたしに任せて。 原因は向こうにもあるんだから。 学園長は昔馴染みだからすぐに許可してくれる」
「昔馴染み…レイさんが王宮にいた頃のですか?」
「そう」
「……わかりました。 わたし、頑張ります!」
レイとソフィさんはお互いに笑いあった。


