魔法書使いの蒼き人


「ソウル、リボンを頂戴!」


「!? はい!!」


二つの内の一つをソウルさんから受け取り、素早くソフィさんの髪を結んだ。


スウッと魔力の圧力が消えた。


ホッとするのも束の間、


「コレ…使い方が間違っている」


「え?」


ソウルさんの手にしているリボンを指差してレイは溜め息を付いた。


「魔力抑制具でしょ? ソフィの魔力を抑えるために使ったんでしょうけど、ソフィのような子に使う道具じゃないよ?」


「……!?」


「魔力抑制具…確か、調節が上手く出来ない人につけさせるんでしょう?」


ニーナの言葉にレイは縦に頷いた。


「けど、使い方を間違えれば身体に影響が出る。 魔力抑制具の効果が小さいと魔力を放出したままになって、大きいと魔力を比例して"抑えて続ける"。


身体とのバランスが均等でないと効果がでない、扱いが非常に難しいんだよ」


ソウルさんの手からリボンを取った。