魔法書使いの蒼き人



「その美しい容姿、綺麗な蒼髪……お久し振りです、レイリア様!」


「あー…久しぶり。 ソウル」


座ったままあたしは言った。


「レイ、知り合いか?」


「前に言ったじゃない。 ソフィのお兄さんで幼い頃に遊んでくれたって」


「あぁ……」


言った答えに納得したリュウキにソウルは唐突に詰め寄る。


「お前、レイリア様になんと言う無礼を! 今すぐ謝るんだ!!」


「えっ!?」


「!? ちょっと、ソウル」


「この方はイースター国の姫君であらされるんだぞ!」


「ソウル!」


「なのに、軽々しく呼ぶんじゃない!!」


「……」


このくらい経つと立ち上がれる程に回復した。


ゆっくりと背後に近づき、


――ガッ


「いっ! 何をなさるんですか!? レイリア様!」


「ちょっと黙ろうか?」


その意味を含め脳天に手刀をおみまいした。