――ゴオッ
黒い波動みたいなものが私に迫ってきた。
シールドを張ろうにも魔法を唱えようにも間に合わず私の身体が飛ばされる。
「あうっ!」
打ち所が悪かったせいか意識が朦朧としてきた。
黒い何かを漂わせたままニヤリと笑い、手を上に挙げる。
大きな岩が上空に浮かぶ。
彼女は、誰?
あんな凶悪な笑みを浮かべるのはソフィちゃんじゃないよね?
信じたくない。
……信じたくないのに。
岩が上空から私に迫ってくる。
あんなのが当たったら生きてるわけないよね。
動けない私はそのまま意識を手放した。
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