魔法書使いの蒼き人


〈side. Ryuki 〉

「「「「……」」」」


休み時間が終わってからもレイがやけにソワソワしている。


今は夕飯の時間で全学年が食堂に集まっている中でも。


「ミス・レイ。 さっきから落ち着きが無いんだがどうしたんだい?」


「…………え?」


意を決して言ったナルシスの言葉にもうやむやな反応だ。


「ナルシスの言った通りだ。 どうしたんだよ、レイ?」


「……横目で同じ所注視しているな」


俺の後に言ったロイドの発言にレイの身体が跳ね上がる。


分かりやすい反応だな。


「……ロイド、レイはどこを見てたんだ?」


「本人に聞け」


横目で見据えられ冷たく返された。


「……休み時間の時に見たんだ。 ソフィちゃん、いじめられてた」


ニーナが声を小さくして言った。


「場所変えようか。 小屋行こう」


丁度皆が食べ終えていたからすぐに片付けて食堂を出る。