魔法書使いの蒼き人


「つ、冷たい!」


「誰がこんな事っ!?」


それを合図に茂みから出てきた。


「びっくりした?」


`!?´


女生徒達は目を見開いたがすぐに怒りに顔を染める。


「一人相手に多人数はいくら何でも卑怯じゃない? 学園だよ」


「だから何ですの?」


「わたし達は講師をしてあげてんのよ? ですよね、ソフィさん」


「……えぇ」


ソフィは、力なく微笑んだ。


その面影が、似てた。


かつての……。


「ですからご心配なく。 "先輩"は、お戻り下さいねー」


一人の女生徒の後にクスクスと周りが笑い出した。


……こいつらは高い地位にいるのか。


だからって、やっていい事悪い事位見極められないなんて。


「……成る程、あんた達は教師に負けず劣らずの実力があるってわけね。 水属性が」


ソフィを除いて、"後輩"女生徒達が鼻で笑った。