〈side. Mari-nu 〉
「確かに、今までの行いは簡単に許せるものではないのよ。 でも、流石に権利を引っ替えるってのは…どうかと思うわ」
サラサは顔に手を添えて息を付いた。
「……これだと、レミリアの"居場所を奪う"と同様ね」
レミリアはずっと孤独だった。
レイとは常日頃比較されて生きてきて、闇の誘惑に乗ってしまうほど王宮の暮らしは辛いものだったんだ。
「あの…王権って変えることが可能なんですか?」
リュウキは恐る恐るっと言った感じ。
「本来は王権をどうとかするのは国王陛下の役割だったけど、イースター国の国王陛下が亡くなった事は知ってるでしょ?
現在、国王陛下の地位に当たる人がいないの」
本当はレイの父親がレミリア父親のどちらかが国王陛下の地位に付くはずだった。
「結果、レミリアが姫になったならレミリアの父親が本当はなるはずが……」
これは、言うしか無いよね。


