魔法書使いの蒼き人


が、ゔっと唸り頭を押さえて膝を突いた。


「ダァチ!」


マリーヌが駆け寄り、肩を押さえた。


「……頭をまたぶつけたの!?」


ソッと髪に触れると、ギュッと握られる。


「今朝から…なんだ。 痛む度に"誰か"の声が聞こえて…くる」


「……」


まさか、と思い両手で顔を押さえ顔を近づける。


顔を、性格には両目をジイッと見る。


「……成る程ね」


あたしの言葉にマリーヌは首を傾げた。


「ダァチ、夢とかでさ"黒髪の青い目の男性"を見た事なかった?」


ダァチは数秒経ってから首を縦に動かした。


「やっぱり」


あたしはニコッと笑い拳でダァチの鳩尾を殴り、気絶させる。


あたしの行動にマリーヌ、治癒していたアクアが固まった。


「……レイ、何をしておりますの」


「ん? 頭痛を治して貰うため気絶してもらいましたっ! テヘッ」


「……」