魔法書使いの蒼き人


「……アリア」


レオンさんはアリアさんの肩を抱き引き寄せた。


「レミリアの両親は姫になった数日後に亡くなったんだ。 毒殺で」


「!?」


「それを彼女は目の前でしまい、その日から彼女はふさぎ込むようになった、そして周りに当たるようになった……」


レオンさんの表情は苦しそうに歪む。


「俺もアリアも何もできなかった。 レイだけ違かった…正面から向き合って…周りにも目を配って……すまないね」


片方の手で顔を抑えた。


「本当は大人が支えないといけないのに…できなかった。 あの後国を出たレイは何を思っているのかな? あぁ、俺らは死んでいると知らされていたんだよね」


自虐的に口元に笑みを浮かべた。


「レイは…両親は死んでないと信じてます!」


「……え」


「……!」


レオンさんとアリアさんは目を見開き、固まっていた。


俺は二人に近づいた。