魔法書使いの蒼き人


カルロさんは微笑み、


「彼女はアリア・イースター様。 リュウキさんの予想通り、レイ様の実の母君です」


「……っ」


俺は息を呑んだ。


「レオン、室内に運ぶから手伝って!」


「わかった!」


レオンと呼ばれた男性は赤に近い茶の短髪で、腕捲りをし、二人を次々と室内に運んでいった。


「皆も中に入って! 狭いけど気にしないでね」


青髪の女性…アリアさんは手招きをした。


「ほらっ、赤髪君と桃髪ちゃんも入って入って!」


ニコッと笑った笑顔はレイと瓜二つだ。


「は、はいっ」


「……お邪魔します」


俺とニーナは頭を下げて中に入った。








「……とりあえず治癒は施したわ。 後は目が覚めるまで待つのみね」


ふぅっと息をついて、アリアさんは俺とニーナを見る。


「あなた達オスマンの所の学生達でしょ」


アリアさんは目を細める。