魔法書使いの蒼き人


「そしてギレルは騎士団の…隊員だ」


「!?」


ギレルも数千年前に生きてた人だったの。


「魔力が存在せず、霊力が発達していた時代だった。 "火"を得意とするギレルは強く、騎士団員のほとんどは副隊長としても相応しい人材だとは思っていた。
だが、強いだけが騎士としてではない、そんな理由で入団した隊員も多いが、最終的には本当の強さを知ることができる……」


アレンさんの目からつうっと涙が流れ頬を伝い空間にキラキラと流れ落ちた。


「私は間違っていたのかな? ギレルは強いが上に人の前に立ちたがりやだった。 一人でに任務をこなし他人との関わりを避けた。 私は何回も言ったさ。


『そんなの、弱い奴が行う事でしょう?』


そう言ったギレルの目は人を見下したような眼差しで、


『アレン隊長。 アナタが仲間とか言うのはどうかと思いますけど』


と続けてきたんだ」