魔法書使いの蒼き人


『それとこれは皆に…これは重要だから聞き漏らさないで』


レイは真剣な表情を見せた。


『……まず、マリーヌは二十日後の"千年の儀"に向けて何もしないで。 体力、魔力共々温存しておく事、ダァチもね。
今の状況を勝手ながらサラサとジュリアに手紙を送っといたから返事は早めに来ると思う』


「い、いつの間に?」


マリーヌが顔を引きつらせた。


『次に…リュウキ、ニーナ、ロイド、ナルシスに頼みたい事は、王宮に忍び込んであたしがいる牢屋の所まで来て欲しいの』


「「「「!!」」」」


俺らにとってかなり危険な頼みじゃないか。


『ここでの注意…"黒ローブ"の男に会ったら戦うなんて考えずに逃げて。 これは牢屋にたどり着くかそうではないか関係なくね』


「「「……っ」」」


『ちなみに執行日は








"千年の儀当日"!』


レイの言葉で手紙のレイの姿が消えた。