魔法書使いの蒼き人


『えー…まず始めに、この手紙を見ているって事はあたしは王宮で捕らわれた事となります』


手紙の初めが捕まった宣言!?


周りを見ると皆目を見開いている。


『あ、だからと言って何も考えている訳ではないからね? だから安心してね』


アハハッとレイは笑い始めた。


というか……。


「これ部屋で言ったヤツじゃないか。 こんな大声だと目を覚ますと思うんだが」


「「!」」


ロイドの的確な言葉にマリーヌとニーナは固まる。


……何かあるな。


手紙を見るとアースらしき声が『レイ様ー本題にー入って下さーい』と言っていた。


『……笑っている場合ではなかった。 ここに手紙を残したのは、皆に頼みたい事があるんだった』


頭を押さえ、一息つき、頭をあげる。


『まず、魔法書は精霊達が持っている。 手紙を呼んでいる時間帯に戻ってきてると思うから、後で確認よろしく』