魔法書使いの蒼き人


――――……

「……以上で終わりにさせて頂きます」


質疑応答をさっきまで聞いていたが、冗談抜きでヒドい。


レミリア様の答え方が適当すぎる。


隣のロイドの苛立ちがオーラとしてチクチク刺さる程。


「……二日後にまたおいでなります。 よろしいでしょうか」


レイの声もかすかに低くなった。


「ワタクシの答えが不満?」


何度目かの足組をして聞いてきたが、レイは首を左右に振り、


「いえ。 これだとマリーヌ様に十分な報告が「それなら、嘘つけばいいじゃない。 マリーヌに信頼されているのよね。 それくらい余裕でしょ?」」


「……私、そういうのはすぐに気付かれやすいので」


レイは申しわけなさそうな素振りで目線を逸らし、後ろに目を向ける。


頭をあげていた事に気づかれ口パクでふせろ、と言われた。


どうやらレイも我慢の限界らしい。