宿から馬車で三十分の所にそびえ立つ王城。
城門の方で門番らしきであろう二人に止められた。
勤めて日が浅そう。
「何者だ!」
「ノースト国、マリーヌ・ノースト様の遣いの者として派遣させたレイと申す」
胸元の内から事前に送られてきた紙を見せ、
門番は互いに目を合わせ頷き、通してくれた。
門を通って一人の衛兵の案内により案内されてる時、リュウキが肩を叩いた。
「……レイ、ここで育ったんだろう? レイの事知らねぇのかよ」
「おそらく、あたしがいなくなった後に若い人を雇ったのね」
長年働いていた人がいない。
大丈夫かぁ、今後のイースター国。
「こちらでレミリア様がお待ちになっている」
「ありがとうございます」
頭を下げた。
「入るよ」
後ろに立っている二人を見て、大きな扉を開けた。
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