魔法書使いの蒼き人


〈side. Rei 〉

……あれ、あそこにマリーヌ達いなかった?


旧友と話をしていてふと、一角に視線を移す。


そこには誰かがいたであろう空間があった。


ま、いっか。


そう言えば今何時だろう。


「ダァチ、何時かわかる?」


「ええと……」


ダァチはポケットから懐中時計を取り出し、


「……八時」


「え゙!?」


その時間って朝食終わってるじゃん!!


「み、みんなっ! き、今日はこれでおしまいっ! 続きは明日!」


あたしはダァチの腕を掴み走り出した。


「はーい!」


「レイ様~また明日~!」


「ダァチさんもですよ~」


返事をして手を振ってくる人もいた。


あたしとダァチは手を振り返して宿に急いだ。


その後宿の前で怒りを表したマリーヌが仁王立ちをしていて、その場であたしとダァチは正座で説教をくらった。


朝食はすでに終わっていた。