「あぁ…これ、レイ負けるわ」
マリーヌの言った通りの結果になった。
――カァーン
レイが手にしていた木の剣が後方は飛ばされ地面に落ち、
「ま、参りました」
魔法書片手に両腕あげているレイの首もとに突きつけられている。
「……今見たように魔法の効力を消すことができるの。 ま、レイが本気出せばどうなるかわからないけどね」
「「「……」」」
俺らは何とも言えなくなった。
「……くぅ、負けた」
悔しそうにドガッと地面に座り込んだ。
「レイが剣習いたいっていったから付き合ったのに、普通魔法放つ?」
「そっちこそ初心者相手に本気なる?」
「……レイだから大丈夫だと思って」
「……同じ事思ってた」
「「……あははっ」」
その場で二人は笑い合い、ダァチさんが手を差しだし、レイはその手を掴み立ち上がった。
……周りの事など気にしてないようだ。


