魔法書使いの蒼き人


「……リュウキ、ナルシス君何やってるの?」


「ニーナ、違うんだっ!」


「誤解だよっ!」


二人は青ざめ誤解を解こうと必死だ。


「ロイド」


マリーヌはクリルを踏みつけていた。


「……なんですか?」


「レイ知らない? 今朝から見てないんだ」


踏みつけられているクリルの目が気になる。


「……ダァチさんもですよ」


現在7:20頃。


朝食まであと十分。


「多分外にいるんじゃないんですか? レイの育った国ですし」


懐かしき場所を見て回ってんだろう。


「ダァチは大方レイについて行った……」


`ワァアアアッ!!´


「……」


マリーヌは言葉を遮られる事が多いな。


リュウキは首を傾げ、外開きの窓を開ける。


「……なんだアレ」


リュウキが差した所を見ると人だかりができていた。



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