魔法書使いの蒼き人


〈side. Roido 〉

目が覚めて起きあがると既にダァチさんが寝ていたであろうベッドはもぬけの殻だった。


ほかの二人は寝ている。


朝食まではまだ時間があるのでシャワーを浴びようとベッドから降りた。


その15分後である。


――ガチャッ


「……ふうっ」


男しかいない所で気を使う意味はないのでズボンを履いてシャワールームからでた。


「……おはよう」


いつの間にか起きたのかナルシスはチェアに座っている。


「……水が流れる音で目覚めた」


ベッドの縁に座りリュウキが目を擦する。


「ロイドぉ~…上ぐらい着ろよ」


「……お前は早く目を覚ませ」


リュウキはかなり朝は弱いな。


「リュウキ君の言う通りだよっ! 男の僕から見ても…なんというか、今のキミの"色気"がスゴい」


ナルシスは口を押さえ俺から視線を逸らした。