――――……


――キィ


「……広っ」


そんなだだっ広い地下の真ん中に一つの台と箱。


「ではミス・レイ…私は外で待機しているので」


中年のやさしそうな女の人はドアを閉めた。


「……さて」


あたしは上着を足元に置き、すぅと一呼吸。


同時に箱の中に両手を入れた。


半分も箱に魔力を注がない内に辺り一面が光に包まれ、



















爆発、した。




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