魔法書使いの蒼き人


「ところでレイちゃんは何の属性が得意なの?」


ニーナの質問にんー…、と考える。


「……強いて言うなら水、かな?」


「……そう言えばそうだったわね」


マリーヌがベッドの上に座る。


「全属性使えてその上、全霊力をも使えるなんて世界中でレイだけなんじゃないかしら」


「……そう……」


あ、"世界中"の言葉で思い出した。


「リュウキ、ロイド、ニーナ、ナルシスには明日イースター国に来て欲しいの」


「はぁ!?」


「えぇっ!」


「なんでっ!?」


「……」


みんな揃って声を荒げた。


ロイドは何も言わないけど口を開けている。


「マリーヌがあたしに会いに来た理由は、イースター国のレミリア姫に面会するため…その遣いの者をあたしが担う事になったの。 そこでみんなには側近みたいな事して欲しいの」


「レイ一人で十分だろ。 強いんだし」


いやいや、だからだよ。