魔法書使いの蒼き人


「……お前の行いは許させるモノじゃない。
――……'七つの大罪の"悪食"の闇よ今この手に集う四の魔力と五の霊力により光の球を覆いつくせっ!'」


ブワッと掌から魔力、霊力の全属性が放出され光の球を包み込んだ。


“ギ…ギャァアアァアアッ!”


断末魔がビリビリと肌に強く突き刺さった。


「……っ'そして残り一つの魔力属性、無の力により未来永劫完全消滅致したまえ!!'」


全属性の魔力、霊力が包み込んだ光の球を無の属性が覆い潰すように段々と形を変え、


――パンッ


トドメに両手を合わせるように叩くと、少しの静寂の後、爆発したかのように破裂した。


爆発音の代わりに光が輝かしくそこから溢れ出す。


断末魔は聞こえなくなり、光がやんだと同時に静けさが辺りに漂い始めた。