魔法書使いの蒼き人


「むーだ。 仮に出られたとしてもシールド張ってあるからねー」


ニヤリと口角を上げ両手を光の球に向ける。


「ところでさー"あの方"ってさ黒いローブの男だよね?」


最後くらい話はしてあげようかな?


“ソレガドウシタ!!”


否定はしないんだ。


「よかったらさー…消え失せさせる前に黒いローブの男の特徴ぐらいは教えてくれればレイちゃん嬉しいな~」


おふざけた調子で言ってみる。


てか、自分の事をレイちゃんって……。


“……ァノカタノナヲキコゥトハ…ダガナヲキサマニツゲルョリ、イマスグケサレルホゥガマシダ……”


「そう。 だったらお望み通り消してやるよ……二度と生まれ変わる事なんかできないようにね」


“!!?”


言葉の意味が理解できたのか黒い何かは細かく揺れ始める。


震え始めるの方がわかりやすいかな。