喫茶店を出て
家に帰り
仕事の用意をし、
祖母と息子と夕飯を
済ませいつものように店に向かった。

開店準備は整い
女の子達が
次々に出勤し、
ポツリポツリと
お客がいつものように
飲みに来る。

いつもと
何ら変わらない
店内。

昼間に会った
橋内さんが
店に飲みに来た。

お互い、
何食わぬ顔で
店での装いで
接した。

橋内『おっ!』

軽く手をあげ
橋内さんはそう言った。

昼間のテンションとは
打って変わって
私は元気に橋内さんに
声をかけた。

祢々『橋内さぁん!久しぶりぃ~。元気にしてはったん?』

仲のよかった
店の先輩、ルリさんも

ルリ『いやぁ~ん、橋内さん久しぶりやんか!今日は返さんからなぁ。』

そう声をかけた
私達2人が
ママの指示で
橋内さんの席に
つくことになった。

ルリ『橋内さんも久しぶりに店来てくれたことやし、今日は3人で、とことん飲もう♪』

祢々『ほんまやねぇ(笑)』

ルリさんは
さっきの言葉通り
酔うと自分が潰れるまで返してもらえない。

そして
閉店時間になり
3人でアフターに
行くことになった。

いつも行く
マスターの店へ
3人で行った。