「ごめんなさい…
もう大丈夫。」








「そうか。
あ、この事は誰にも言うなよ。」







あ!







朔さまが…




あの王子さまみたいな朔さまが!







スッゴく怖かった!



でも、スッゴく怖い朔さまもかっこいい!







「はい。
と言うか、言ったら殺されます。
私が思うに…」







「ハハハハ!
面白いな、お前!
気に入った!付いてこい。」







どこに?





とは思ったものの、朔さまに腕を捕まえて逃げることができなかった。