冷たい君が一途に好き*幼なじみに片想い*(仮)


ああもう今日も失敗、色々失敗


まず、あたしは風麻になんで朝早く行ってしまうのかって聞きたかったのに…。



ん?聞きた『かった』…?
いやいや過去形の前に!!!



目の前に風麻がいるんだから聞いてしまえばいいんじゃ!?



さっきの返答はもういいや…どうせ風麻の気まぐれで、特に深い意味は無いんだから。



それにさっき話しかけてくれたんだもん、朝早く行っちゃう理由もきっと教えてくれるはず!




風麻が家に入ってしまう前に聞いてしまおう、そうしよう。



…あ、家の中に入っちゃう!



と思って急いで風麻に声をかけようとすると




いつもの風麻なら私の方を見もせずに家の中に入っていくのに、
今日は玄関の前で立ったまま。



だから呼び止めの声もかけられない。




え、えぇっと…なんだろう、もしかして、



いや、もしかしなくても…なんとなくわかる。



風麻もあたしに何か言いたいことがあるんだ。



それはその背中、雰囲気からなんとなく伝わった



なんだかさっき話しかけられた時もピリピリしてたし…きっとあたしの態度のことでイライラしてるのかも…。



少し落ち込むけれど、
数分経ってこの少し気まずい雰囲気に耐えられなくて、あたしから声をかけることにした。



「ふ、風麻、あの、あたしね…聞きたいことがあるのっ」