「最初からそう言やあいいんだよ」
不敵な笑みを浮かべるあいつ
そして私の前に来てしゃがんだ
「早くしろよ」
「.....え?」
えっと、、どういう状況?
これはおんぶですか?
「なんならお姫様抱っこの方がいい?」
ニヤッと笑う高橋
お、、お姫様抱っこ?!
無理無理!
「の、のらせていただきます」
よいしょっと高橋の背中にのる
おんぶも十分恥ずかしいんだけどな
背中から伝わってくる高橋の
体温。
それだけでもう究極的に恥ずかしい
しかも......私、重いし......
こういう時に自分の体型を恨むよ!
いや、いつも恨んでるんだけどね!
それも自分のせいだけどね!
「おもっ.....」
はい。十分自覚済みです


