すると突然 「おい」 聞き慣れた低音ボイス。 振り向かなくったって誰かはわかるけど、なんか声が怒ってる....? ......な、んか向きたくない。 だって、きっと悪魔が立ってるもん よし、逃げようか。 そう思い走り出そうと足を一歩踏み出したその時 「逃げんじゃねぇ」 ガシッと腕を掴まれそのまま歩き出す....悪魔こと晴希