甘々ヤンキー君と極上恋愛

「えっ、ちょっと!」

晴希が向かって行くのは
唯一人がいない廊下の隅


その廊下の先には階段がある


その階段を使えば!
逃げれるかもしれない!



「執事さああん!待ってええ」

「メイドの子!メアド教えてくれよ!」

「追いかけるわよ!」



えっ、ちょっと何?!

追いかけるって何?



「は、晴希!急ご!」


......命の危険を感じるよ。

あっ、そうだ!



「みなさーん!
1ーBでコスプレ喫茶やってます!
行ってみてくださいねー!」




思いっきり人だかりに向かって叫ぶ


もちろん走りながら



私のこの言葉に以外にも
食いついてくれた人は結構いて
追いかけてくる人はだいぶ減った



け・ど!


女子が、女子が、、!


女子達はコスプレ喫茶なんかより
今ここにいる
イケメン執事に夢中なようです


そして私は睨まれる睨まれる
赤い火花がバチバチ飛んできますとも