「......まさか、怖いとか?」
う、う、、、っ


その怪しい笑みを浮かべるのはやめて!


うん、なんて言えない!

怖い、なんて言えない!




「そ、んなわけないでしょ!」


「だよな、じゃ行くぞ」


満足気に笑い掴んでいた私の手を
そのままに、お化け屋敷へと入って行く



本当はね
お客さんが沢山並んでたんだよ?



けど、晴希が来た瞬間みんな目をハートにして道を開け順番を譲ってくれたの



.....晴希。あんた何者。







「....う、わ、、」


お化け屋敷に入った瞬間に
思わず出てしまった情けない声



だって、想像してたのと
あまりにも違いすぎたから