「桜ちゃん!こちらのお客様お願い!」


「はい!」



さっそく仕事だ!


急いでお客さんの待つ方へと向かう




でも、そこにいたのは


「いらっしゃいませご主人様......ん?えっと、、坊ちゃん?」



小さな小学生の男の子だった


え、、!?


とりあえず、どうしよう!?

普通に案内した方がいいのか?



でも親は?!



1人で小学生がふらついてていいもんなの?



周りを見渡してみるけどこの男の子の親らしき人は誰もいなくて

少し考えた結果、男の子に尋ねて見ることにした



「ねぇ僕?お母さんかお父さんはいる?」



そう尋ねても、男の子は首を横に振るだけ



「そっか、じゃあ名前はなんていうの?」


「.....魁斗」


うつむきながら答える魁斗君


......可愛い!可愛すぎる!


「魁斗君か!かっこいい名前だね」

「うん!パパとママがつけてくれたんだ!」



満面の笑みを見せてくれた魁斗君

あぁ、もう可愛いすぎる!