「あ。真っ黒ばいばい!」 突然、道路へ走りだした真っ黒。 あたしはいつものように 軽く手を振り、公園をあとにした。 道の端、影になるような所にある 公園だけど車通りが少ない …という訳ではない。 日が沈む前は、 この丘を沢山の車が走る。 丘を越え、向こうの地域へ行くのに 時間の短縮になるから便利だそう。 真っ黒…今、道路へ 飛び出して行ったけど 大丈夫かな…。 真白は、自分らしくない心配を胸に 家路を歩いて行ったのだった。