「MISA、記者会見出てこなかったね。あれは大きな選択ミスだよ。 MISAはファンよりも自分を優先した。そういうことになるからね」 「…」 何も、言い返せない。 僕はそれが悔しくて、持っていた袋の持ち手をギュッと握った。 「MISAはどうしてる?」 「…言わなきゃいけませんか」 「まぁいい、大体は分かるよ。 家から仕事にでも通ってんだろ」 伏見の言うこと一つ一つに間違いがない…認めたくはないけど。 僕はまた、何も言うことが出来なかった。