その場から立ち上がり、電気を消しドアを開けた。 実里、今年もよろしくな。 そして、今年は去年よりも良い年にしような。 おやすみ…… 実里が寝ているベッドを見ながら、音を立てないようにそっとドアを閉めたーー。