どうして?

手汗、かいてないかな?

力、入りすぎてないかな?

とか、柄にもない事を考えているうちに

あなたの足が止まった。

顔を上げると、お城くらいあるんじゃな

いかってくらいの大きな建物が。

「ここ、俺ん家。」

さらっと説明するあなた。

インターホンを押すと、中から、異様な

雰囲気をまとったおじさんがでてきた。

「おかえりなさい。瑛也様」

この言葉で、全てわかった気がした。