男1「何だぁ、この餓鬼は?」
男2「大人の喧嘩に口挟むんじゃねぇ、早く帰れ。」
ジロリと見下した目で見る大人。
少「っ帰らないよ!皆の迷惑になってるんだ!おじさん達こそ帰んなよ!」
震える声でよく言った少年君。
凄いな、まだ7歳くらいだろうか。
でもこれ以上傍観しているわけにはいかない。
男1「んだとこの餓鬼……!!」
男の一人が手を上げる。
まずいっ。
パシッ。
少・男1「「………!?」」
な「……ふー。間に合って良かった。」
男の腕を掴み、少年に向かって微笑んだ。
その瞬間、黄色い声と野太い声の歓声が聞こえた。


