総「ふざけんなよ、この下衆野郎が。」
!?
物凄く低くて殺気籠ってる声に思わず震えてしまった。
ここまで怒ってる総司を見たのは久しぶりかもしれない。一体なにが…?
総「ピーーを触ってきやがって。お前なんかが触んなよ汚れんだろ気持ち悪い。お前のピーーを踏みつぶして再起不能にしてやろうか?あ゛?いや、問答無用だな。元々お前ら長州藩だしな。必要な情報は大して得られなかったし、所詮下っ端。はなから期待はしてなかったしよぉ。平助、もういいだろ。」
どうやら気を失ってる男は総司のピーーに手を出したらしい。なんて馬鹿なことを…。
まぁ、なんだ。
隣にいる男はガタガタ震えてるし。
大した情報はなかったみたいだし。
総司はすでに殺る気まんまんだし。
僕らは着物を脱ぎ捨て中に着ていた袴になった。
いやー、暑かった。
男「男……?はっ!まさかっ、お前ら新撰組か……?!」
正体もバレちゃったか。
平「せーかい♪」
総「お前ら覚悟しろ。」
僕らは胸に入れておいた小刀を取り出した。
男「ヒイイイイイイイ!!!」
その日、吉原に男の断末魔が響いた。