平「僕、女装なんて嫌ですよ!!」
歳「お前らしか女になれるやつがいねぇんだよ。」
総「まぁそうなるよね。原田さんとか永倉さんやっても男らしすぎてダメだろうから。一くんとかもがたい良いし。」
それってつまり僕らが女っぽいってこと……?
うわあ、なんか泣きたい。
歳「そういう事だ。七瀬っていう手もあるんだが…、」
総「だめ。絶対。」
歳「だろうと思ったぜ。まぁ、あいつは経験が浅いからな。いくら相手が下っ端といえどもまだ危ない。」
それには賛成だ。
ななかに行かせるくらいなら僕が行く。
今思ったけどやっぱり皆ななかに甘いよね。
それは僕も含めてだけど。
歳「まぁそういうわけだ。潜入は明日。話はもうつけてある。くれぐれも気をつけろよ。」
総「僕は大丈夫ですけどねー。」
ちらりと見られる。
な、なんだよ!これでも幹部なんだっ!
これぐらい平気だっての!
平「こんなの余裕ですから!!明日に備えてもう寝ます!!お休みなさい!!」
本音半分、嘘半分。
そんな中途半端な僕の気持ちを二人は見抜いただろうけどそれに気づかないふりしてさっさと部屋を出た。
布団に入って腹を括る。
あんな奴らの相手は嫌だけどこれも新撰組のため新撰組のため新撰組のため。
そう繰り返していたらすでに意識は飛び、気がつけば朝だった。


