平助side
こうなったのは勿論理由がある。
それは昨晩、土方さんに呼ばれた時の話だ。
歳「てめぇら、女になれ。」
真顔でそう言われたときは思わず固まってしまった。
総「……女に相手にされなくなってとうとう僕らに…?!気持ち悪いんですけど。ないわ。とりあえずいっぺん死んで来いよ糞方。」
歳「ひでぇなおいっ!!!」
総司のは言い過ぎだとは思うけど、僕もぶっちゃけ引いたよ土方さん。
歳「おいっ、平助まで哀れみの目で見てんじゃねぇ!俺が言いたいのは潜入しろって話だ!!」
必死に弁解するけど、なんか良く分からないけど可哀想になってきた。
今度土方さんでも相手にしてくれる子探してきてあげようかな。
平「……て、潜入……?」
歳「そうだ。万が一…いや、億が一でもお前らを恋仲にするなんてありえねぇよ。」
総「やだな~。本当だったら斬り殺してましたよー。」
歳「その前に俺が斬り捨ててるっつーの。」
総「それこそありえませんよ~。なんなら今殺ります?」
二人は見つめ合う(と言う名の睨み合い)。
こええ、こえーよ…!
二人の間で火花が散ってるよ…!!